
【夏休み直前!】キッズ自転車は16インチ?20インチ?失敗しないサイズ選びと夏の楽しみ方
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夏休みの予定、そろそろ考え始めている方も多いのではないでしょうか。 外遊びやちょっとしたお出かけが増えるこれからの季節、小学生のお子さまにとって自転車は、遊びの幅や行動範囲を自然に広げてくれる存在です。
この記事では、特に人気の16インチ・20インチのキッズバイクに注目し、それぞれの特徴や選び方、夏の楽しみ方やおすすめアクセサリー、安全に乗るためのポイントまでを幅広くご紹介します。
※写真はイメージです。実際の走行時は、ヘルメットの着用をお願いします。
キッズバイクのサイズ選び|16インチと20インチの目安
自転車を選ぶうえで最初に悩むのが、サイズ選び。ここでは、特に人気の16インチと20インチについて、年齢や身長の目安をもとに選び方のポイントをご紹介します。
16インチ|適応年齢・身長と選び方のポイント
16インチのキッズバイクは、自転車デビューにぴったりなサイズとして多くのご家庭で選ばれています。
目安となるのは、おおよそ3歳半〜6歳ごろ/身長でいえば100〜120cm前後。補助輪がつけられるモデルも多く、初めての1台として安心して選べるのが特長です。
サドルが低く、地面に足がしっかり届く安心感は、小さなお子さまの「乗れるかも」という気持ちを後押しします。
はじめての一台におすすめ! wimo kids 16
適応身長が広く、軽量なアルミフレームに加えて、ベルトドライブを採用。 チェーンのような注油や汚れの心配がなく、漕ぎ出しも軽やかです。
補助輪対応や小さな手でも握りやすいブレーキなど、はじめての1台として扱いやすく、安心して使えます。
3.5〜6才|身長100〜135cm|重さ 約6.1kg
20インチ|どんな子におすすめ?サイズの見極め方
※写真はイメージです。実際の走行時は、ヘルメットの着用をお願いします。
20インチは、キッズバイクとしては本格的な仕様に近づくサイズで、より自転車らしい乗り方ができるようになるステップアップの一台です。
適応年齢の目安は、6〜9歳ごろ/身長110〜135cm前後。変速付きのモデルも多く、坂道や長距離にも対応しやすい設計です。
本格デビューにぴったり! wimo kids 20
ベルトドライブは、軽い力で漕ぎ出せて、注油不要のメンテナンスフリー。耐久性にも優れ、チェーンに比べて巻き込みのリスクが少ないのも安心です。
3段変速と軽量フレームを備え、成長に合わせて長く使える高耐久モデル。きょうだい間での引き継ぎにも適しています。
6〜9才|身長110〜145cm|重さ 約8.1kg|内装3段変速
この夏、自転車でできること
暑さのなかでも、風を切って走れる自転車は、子どもにとって特別な乗りもの。ここでは、16インチと20インチ、それぞれのキッズバイクで楽しめる「夏の過ごし方」をご紹介します。
16インチで楽しむ!はじめての自転車デビュー
ペダルをこいで進む感覚、止まるときの緊張感、そして乗れるようになったときの達成感——。
16インチは、そんな「はじめての体験」すべてが詰まったサイズです。自転車そのものが遊び道具になり、公園や広場での外遊びがぐんと楽しくなります。
まだまだ慎重な年齢だからこそ、軽さ・安心感・扱いやすさがとても大切。お子さまの成長に合わせて、無理なく楽しめる環境を整えてあげましょう。
はじめての一台におすすめ! wimo kids 16
軽くて扱いやすい設計により、はじめての“こげた!”体験をサポート。補助輪のオプションもあり、お子さまの成長段階に応じて練習できます。
夏の外遊びや家族のお出かけに、自転車デビューの楽しさを広げてくれる一台です。
3.5〜6才|身長100〜135cm|重さ 約6.1kg
20インチなら親子でサイクリング&遠出もOK
6歳を過ぎると、自転車での移動に少しずつ慣れ始め、自信を持って乗れるようになるお子さまも増えてきます。
20インチは、そんな時期にぴったりのサイズ。近所の公園や親子でのちょっとしたサイクリング、お出かけ先でも活躍します。
ギア付きのモデルなら、坂道や長めの距離も無理なく走行可能。「今日はちょっと遠くまで行ってみようか?」そんな冒険心を引き出してくれる一台です。
本格デビューにぴったり! wimo kids 20
ギア付きで坂道や長距離も快適に走れ、親子でのサイクリングや週末のお出かけの幅がぐんと広がります。
扱いやすさと走りの気持ちよさを両立した、夏の冒険におすすめの一台です。
6〜9才|身長110〜145cm|重さ 約8.1kg|内装3段変速
夏休みにおすすめ!親子で行きたいお出かけスポット
※写真はイメージです。実際の走行時は、ヘルメットの着用をお願いします。
夏休みは、家族でのびのびと体を動かせる絶好のタイミング。ここでは、16インチ・20インチのキッズバイクで楽しめる「公園・施設」と「ちょっと特別なおでかけ先」をご紹介します。
お子さまの年齢や体力に合わせて、ぜひお気に入りのスポットを見つけてください。
近場でも楽しめる、キッズバイク向き公園・施設
首都圏にある、初心者や小さなお子さまでも安心して楽しめる公園や施設をピックアップ。サイクリングコースやレンタル自転車、遊具エリアが充実しており、親子で一日過ごせる環境が整っています。
駒沢オリンピック公園(東京都世田谷区)
3歳まで専用の「チリリン広場」、4〜6歳の「自転車練習コース」、小学生向けのサイクリングコースが整備されています。
補助輪付き自転車やキッズバイクのレンタルも充実しており、初めての自転車体験にもおすすめです。
小金井公園(東京都小金井市)
年齢やレベルに合わせた複数のコースがあり、「幼児コース」「初心者コース(630m)」「普通コース(1.8km)」を選べます。
14〜20インチの子ども用自転車もレンタル可能で、親子で並んでのびのびと走れます。
しらこばと公園(埼玉県越谷市)
おもしろ自転車や広い自転車広場が人気のスポット。3歳半〜小学生まで、年齢に応じた楽しみ方ができます。遊びながら自然に自転車に親しめる環境が整っています。
こどもの国(神奈川県横浜市)
園内にサイクリングコースが整備されており、16・20インチのキッズバイクで走行可能。動物とのふれあいや大型遊具なども充実しており、一日いても飽きません。
加須はなさき公園(埼玉県加須市)
コースデビュー前の子にも安心な広場と「おもしろ自転車」が揃い、芝生やアスレチックも楽しめます。遊びながらバランス感覚を育める場所です。
現地で楽しむ!親子におすすめのサイクリングスポット

車に自転車を積んで出かけたり、現地でレンタルしたり。少し足を伸ばせば、自然や絶景、童話の世界を感じられる“特別なサイクリングスポット”が待っています。
ここでは、親子で一緒に達成感を味わえる、おすすめの行き先をご紹介します。
三浦半島サイクリング(神奈川県)
海沿いの景色と潮風を感じながら、のんびりと走れるファミリー向けルート。交通量の少ない道も多く、途中の観光や海鮮グルメも楽しめます。6歳〜9歳の20インチ自転車にぴったり。
手賀沼サイクリングロード(千葉県柏市・我孫子市)
湖畔を一周できる平坦な道で、小学生の足でも無理なく楽しめます。途中でピクニックや自然観察、カフェ立ち寄りなど「寄り道」の楽しさも魅力。
岡本桟橋(原岡桟橋/千葉県南房総市)
木製の桟橋と富士山を望む絶景が魅力。交通量が少なく、自転車でも安心。海を見ながらのフォトスポットとしてもおすすめです。
江戸川サイクリングロード(東京都・千葉県)
フラットで走りやすく、葛西臨海公園や水族園など「目的地があるサイクリング」が楽しめます。20インチに乗り始めたばかりのお子さまでも、休憩をはさみながら楽しく走れます。
トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園(埼玉県飯能市)
童話の世界観を再現した、森の中のユニークな公園。サイクリングでのアクセスも可能で、自然とアートに触れられる貴重な体験ができます。
夏に揃えたい!キッズ向け自転車アクセサリー
16インチ(3歳半~6歳)・20インチ(6歳~9歳)のキッズバイクで夏をもっと楽しく、安心して楽しむために。
ここでは、安全性と快適性の両立をテーマに、親御さんが安心して選べるアクセサリーを厳選してご紹介します。
どれも子どもの体格や使用シーンに配慮されたアイテムばかりです。
安全性アップ|ヘルメット・ライト・リフレクター
ヘルメット(必須アイテム)
万が一の転倒や衝突時に、頭部を守ってくれるのがヘルメットです。大切な頭を守ることは、お子さまの安全そのものを守ることにつながります。SGマークや、CE規格のうち自転車用として「EN1078」や「EN1080」と明記されたものなど、安全基準を満たした製品を選びましょう。
最近は軽量・通気性・デザイン性にも優れた製品が多く、お子さまが進んでかぶりたくなるような工夫も増えています。
ライト(使用シーンに応じて)
キッズバイクではライトを使う機会は限られますが、夕方に近づく時間帯や、木陰・施設間の移動などでは備えておくと安心です。
オートライトや防水仕様のものなら使い勝手もよく、動物やキャラクターをモチーフにしたライトなど、お子さまが楽しめるデザインも増えています。
一方で、明るい光を人に向けて照らすのは危険です。 使い方を間違えるとトラブルにつながることもあるため、必ず大人が正しい使い方を説明し、使用中も見守るようにしましょう。
リフレクター(反射材)
ライトをつけない時間帯でも視認性を高めてくれるのがリフレクターです。ホイールや後方、バッグ・ヘルメットなどに取り付けることで、車や歩行者からの被視認性を高められます。
キーホルダー型やシールタイプなど、アクセサリー感覚で楽しめるデザインも豊富です。
快適性アップ|ドリンクホルダー・自転車カバー・サドルカバー
ドリンクホルダー
暑い時期のサイクリングでは、こまめな水分補給が何よりも大切。飲み物はかごに入れてもOKですが、ホルダーを使えば取り出しやすく、走行中も安定して持ち運べます。
工具不要で取り付けられるキッズ用の軽量タイプも多く、落下防止ベルト付きのモデルがおすすめです。
自転車カバー
屋外に自転車を置くご家庭であれば、遮光・遮熱タイプのカバーがあると便利です。
サドルやグリップの高温化を防ぐだけでなく、本体の色あせや劣化予防にも効果的。かわいい柄のキッズサイズもあり、「長くきれいに使う」意識づけにも役立ちます。
サドルカバー
wimo kidsのサドルは「コンフォートサドル」仕様で、座り心地には配慮されています。ただし、真夏の炎天下ではサドル表面が熱くなりやすいため、UVカットや通気性に優れたサドルカバーを使えば、熱対策や快適性の向上につながります。
夏を安全に楽しむために|親子でできる熱中症・事故対策
夏の自転車時間を楽しく、安全に過ごすためには、ちょっとした準備や心がけがとても大切です。
ここでは、3歳半〜9歳のお子さまと親御さんに向けて、熱中症・事故のリスクを防ぐための3つのポイントをご紹介します。
時間帯・服装の工夫
涼しい時間帯に出かける
夏の屋外活動は、早朝や夕方など、気温が落ち着いた時間帯が理想的です。特に午前10時〜午後4時のあいだは熱中症リスクが高くなるため、できるだけ避けるか、日陰の多いルート・短時間の行動にとどめるようにしましょう。
通気性のよい服装と紫外線対策
汗を素早く吸って乾く吸汗速乾素材や、通気性に優れたメッシュシャツは、体温の上昇を抑えてくれます。
UVカット機能付きの長袖・レギンス・アームカバー、明るい色の服は熱を吸収しにくく、日焼け・熱中症対策としても有効です。
帽子やバイザー付きヘルメットなどを選ぶのもおすすめです。
水分補給と休憩のタイミング
喉が渇く前に飲む
子どもは夢中になると水分補給を忘れがちです。15〜20分おきに一口ずつ、喉が渇く前に飲む習慣をつけましょう。
暑い日は5分おきの少量補給も効果的です。出発前・帰宅後にも水分をしっかり摂ることが大切です。
計画的な休憩で体を冷やす
休憩は1時間に1回を目安に、日陰やエアコンの効いた施設など、涼しい場所でとるようにしましょう。その際には水分に加えて、子どもでも食べやすい塩分補給ゼリーやタブレットタイプなどを用意しておくと安心です。
交通ルールと走行マナーの再確認
自転車は車の仲間、歩道では歩行者優先
自転車は「軽車両」であることを、親子であらためて確認しておきましょう。
13歳未満の子どもは歩道の走行が認められていますが、歩行者がいるときは降りて押すなど、歩行者優先のマナーを忘れずに。
信号・交差点では止まって左右確認
交差点では信号や一時停止を守り、左右を確認してから横断するのが基本。信号待ちでは車道から離れた場所で待つ意識も安全対策として有効です。
ヘルメット着用と自転車の点検も忘れずに
ヘルメットは命を守る習慣。頭にフィットしたものを選び、あご紐までしっかり調整しましょう。
また、出発前にはブレーキ・タイヤの空気・ライトの点灯などを親子で一緒に確認するのがおすすめです。
楽しく、安全な夏の自転車時間を
暑い季節でも、工夫しながら走れば自転車は子どもにとってかけがえのない冒険の時間になります。
安全・快適な準備を整えて、親子で楽しい夏の思い出をつくりましょう。